【防災対策】タコ足電源タップを選ぶ際のポイント

タコ足電源タップを選ぶ際のポイント

日常生活における防災対策を考えた時に、わりと身近ではあるものの、見落としがちな要素としてタコ足の電源タップが挙げられます。私の実家でもその昔、長年使ってきたタコ足電源タップから煙がでて、あわや大惨事・・・。となった経験があります。はい、幸いにもそのときは親が煙がでているのをいち早く見つけて事なきを得ました。ただし、完全にタコ足電源タップのコンセントの内部とその周りが焦げ溶けており、内部で導線・電線が切れてしまっていたものと推定されます。

それ以降、我が家ではこれから説明する理由から、タコ足電源タップは「パナソニック製」と決めており、それ以外のタコ足電源タップは使用していません。実はパナソニック製よりも、愛三電機製のタコ足電源タップの方が品質は良いということは知っているのですが、購入の手軽さとコストバランスからタコ足電源タップはパナソニック製と決めました。愛三電機製はプロ使用なので、会社オフィスなどで採用されているケースも多いですね。秋葉原に行けば確実に購入できます。

タコ足電源タップの信頼性と品質を考慮する際のポイントは大きく3つあります。

1.ケース自体の頑丈さ・内部放熱性

これは見落としがちですが、重要な要素です。ケースが頑丈でないと踏みつけて割ってしまったり、内部が窮屈になっているつくりだと、熱で導線が焼けたりする可能性があります。

2.ケース内部の導線が太く低抵抗のものが使われているか

低価格のタコ足電源タップには品質が悪い高抵抗の細い導線が使用されている可能性があります。太くて、電気を流しやすい「銅」がしっかりとした太さで使用されているタコ足電源タップが良い製品です。

3.ケース内部の導線がハンダ付けでは無い方法がとられているか

ケース内部で導線が、コンセント部分に接続されるのですが、これの接続方法です。ハンダですと鉛が使用されることになるため、溶け出す温度が低く、ショートする可能性が高くなります。

上述の要素を満たした製品かどうか。これは内部を開けてみないとわからないので、外部からは判断しにくいです。私は電気工事事業に携わっている知人がいたので、そのタコ足電源タップから煙がでた話をしたところ、上述のタコ足電源タップを選ぶ際のポイントと、それを満たしている2社を教えてもらいました。現在うちで使用しているタコ足電源タップは以下です。

パナソニック WHA2516WP

なかなか日常生活では知り難いことですが、これらのポイントは是非覚えておいてください。また、ご使用中のタコ足電源タップを今一度見直すこともお勧めします。ホコリを被っていたら払う、コード接続部分がグラついているようであれば、買いなおしもお勧めします。

その他のパナソニック製でレビューの良い製品リンクを貼っておきますので、用途に応じて選んでみてくださいね。

パナソニック製のタコ足電源タップ