「出世する人」の高級腕時計 オメガシーマスター (232.30.42.21.01.003)


「出世する人」の高級腕時計 オメガシーマスター (232.30.42.21.01.003)

私が高級腕時計を購入したのはちょうど30歳の誕生日。人生の区切りとして、少々背伸びをして「オメガ」の時計を買いました。以来6年間この相棒はビジネスマンとしての私の腕に収まり、正確に時を刻んでくれています。

 

購入から6年目なので、ところどころ傷が目立ちます。。

 

オメガ シーマスター (232.30.42.21.01.003) 購入前

話は前後してしまいますが、社会人になった20代前半で私は初めて自分で時計を購入しました。当時もオメガを購入しようかと検討したのですが、やはり非常に高価である点と当時の新卒の自分にはまだ、高級時計の「オメガ」が似合うビジネスマンではないと判断し、「シチズン」の「アテッサ エコ・ドライブ」を購入しました。「アテッサ エコ・ドライブ」の価格(約6万円だった記憶)も当時の自分にとっては決して安いものでは無かったですが、社会に出る以上、身なりに気を使うべし!と思い切って購入した記憶があります。

アテッサ エコ・ドライブ電波時計

この時計はソーラー電源を内蔵していて電池交換いらずですし、何より電波時計なので一日に一回必ず時刻合わせをしてくれる機能性に優れた一品でした。いまだに海外出張する際や、ちょっとした外出時にはこの「アテッサ エコ・ドライブ」を着用しています。

 オメガ シーマスター (232.30.42.21.01.003)の外観

話を高級時計に戻しましょう。私が購入した高級腕時計は「オメガ シーマスター プラネットオーシャン コーアクシャル 232.30.42.21.01.003 」です。プラネットオーシャン シリーズはダイバー(潜水士)用に開発された時計であるため、600mもの防水機構が施されております。このため、オメガの最も有名なシリーズとなる「スピードマスター」と比較するとやや分厚い時計で、腕にはめるとズッシリと重厚感があります。この時計には直径サイズが45.5㎜と42㎜が存在し、私のは42mmの小さい方です。もともと腕が細いので、42㎜で丁度良い感じです。標準的な日本人男性であれば42㎜で充分な存在感を発揮すると思います。

 

そしてダイビングウォッチとして、海中での視認性を向上させるため、文字盤や秒針等が判別しやすいように設計されていることが特徴です。

文字盤の朱色の数字が良い味だしてると思いませんか?

白い数字のバージョンもあるのですが、私はオンでもオフでも「オメガ シーマスター プラネットオーシャン」を使いたかったので、ビジネスシーンでも「余裕のある出来る男」が演出でき、オフではカッチリとしたフォルムの中にも遊び心が魅せられるこの朱色文字に大変心惹かれました。(白い数字や数字無しは製品番号「232.30.42.21.01.003」の末尾が001とかです。)

時計の裏面にはSEAMASTERの刻印が施されています。また、ベルト調節もバックル付近のパーツを増減させることで細やかに調整可能です。私は価格を少しでも抑えるためネットで買ったので、自分でベルト調節しました。

また、「オメガ シーマスター プラネットオーシャン」は「コーアクシャル」という内部機械構造の向上により、これまでの5年に1回程度のオーバーホール(時計のメンテナンス)をしなければならなかったところを、10年に1回の頻度を推奨するレベルまで革新したとのことです。私のシーマスターも6年使用中ですが、まだ普通に時を刻んでくれています。後4年後にオーバーホールについて調査し、対応する予定です。

 

バックル背面は画像の様な機構になっています。一つ一つのパーツの剛性が高く、時計を着脱する際にも「カチン、パチン」と強くて心地良い音がします。

 オメガ シーマスター (232.30.42.21.01.003)の使用感

自動巻きであるため、予め竜頭を3段階引き上げてネジ巻きをするか、止まったまま時計を嵌めて振り子運動をしてあげる必要があります。私の場合は、土日休みで月曜日の朝に時計が止まった状態で30回竜頭を巻きます。その後は週が終わる金曜日まで竜頭を巻きなおしたりしなくて済みます。大体、日曜夕方ころに時計が止まっているので、放置して最長36時間から40時間位は動き続けると思います。

購入したての頃はシチズンアテッサが軽い時計だったので、その重量の違いに戸惑いましたが、やはりオメガ シーマスターがそこに「存在」するということを明確に認識でき、むしろその重さが嬉しかったです。そして1か月もすればその重量にも慣れてしまいました。

オメガ シーマスターの時刻誤差ですが、やはりクォーツ電波時計のシチズン「アテッサ」にはこの点は適いません。所感として、オメガシーマスターは3日で1秒ずれる気がします。だいたい、月から金まで働いて1-2秒の誤差が生じていたからです。ただ、いずれにしても月曜日の朝に竜頭を巻き、時刻も合わせるので、私にとっては問題無かったです。

もしも仮に腕時計に「機能性」のみを求めるのであれば、シチズン「アテッサ・エコドライブ」のような国産の腕時計をお勧めします。価格もオメガやロレックスと比較して安価だからです。ただし、ビジネスマンとしての「格」を腕時計とともに持ちたいのであれば、いづれ一本は高級腕時計を持つことをお勧めします。

どうですか?この存在感!

 オメガ シーマスター (232.30.42.21.01.003)の購入方法

実際の店舗で買うよりもネット販売の方が、お値段は安く購入できます。その際、楽天やアマゾンなど、名のある商流を経由した店舗を使用することを強くお勧めします。なぜならこの手の有名ブランドには偽物やコピー品が多く流通してしまっているからです。

また、当時私はこの時計を51万円で購入しました。時間が経つにつれて、価格も変動しますので実勢販売価格はこちらで確認することをお勧めします。

 

 オメガ シーマスター (232.30.42.21.01.003)のスペック

ケース:ステンレススティール(以下 SS) 直径42.0mm 厚み15.7mm 鏡面/ヘアライン仕上げ
ベゼル:逆回転防止 SS ブラックセラミックベゼル
裏蓋:SS/サファイアクリスタルシースルーバック(裏スケルトン)
文字盤:黒文字盤 オレンジアラビアインデックス(3.6.9) アローハンド 夜光インデックス/夜光針 3時位置デイト
ムーブメント:自動巻 コーアクシャルクロノメーター Cal.8500 60時間パワーリザーブ / ヒゲゼンマイにシリシウム製「Si14」採用
風防:ドーム型サファイアクリスタル 両面無反射コーティング
防水:600M エスケープバルブ有
バンド:SSブレスレット ヘアライン仕上げ
本体重量:195g

上述のネットショップであれば、画像のような形で保証書・証明書や説明書、保管ケースがセットになって送られてきます。まぁ、オメガ純正ということですね。