出世できる人の特徴 学ぶべきコツとは

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出世できる人の特徴と学ぶべきコツ

みなさんの周りには、何故か人に好かれて、出世や昇進を続けている人はいないでしょうか。

このように出世できる人は、大きく分けて2種類のタイプに分類が可能です。

 

ひとつめは、出世できる人の特徴 「攻撃・殲滅型」

ふたつめは、出世できる人の特徴 「迎合・適応型」

 

 出世できる人の特徴 「攻撃・殲滅型」

言葉の意味通りの分類ですが、前者の出世できる人の特徴としては、自分の考えややりたい事に対して「熱い情熱」をともしています。そして、自分の思い描いた形にするために、阻害する障壁を攻撃し、打ち負かそうとします。時に議論や、職場内での口論、上司も同僚もお構いなしに自分の思いのたけをぶちまけます。そして、この「攻撃・殲滅型」で出世できる人は、そもそも能力も高いため、結果を伴った行動をとるため、周りもその攻撃に反撃することが出来ずに、職場の保守派が蹂躙されることになります。そして何故かこの「熱き情熱」が一部の不満分子からみると、不満分子の不平不満を代弁してくれる理解者という形に映り、人から好かれる格好にもなるのです。

しかし、圧倒的なインパクトを誇るこの出世できる人の特徴としての 「攻撃・殲滅型」は、仕事能力が伴わない場合は、ただの馬鹿者と烙印を押され閑職に追いやられるか、最悪解雇されてしまいます。

 

 出世できる人の特徴 「迎合・適応型」

次に後者の出世できる人の特徴、「迎合・適応型」は仕事はソツなくこなすが、大きな成果や目立った活躍があまりないのが特徴です。これは、この「迎合・適応型」は自分は黒子に徹して、会社全体、もしくは部門全体の利益に貢献しようとするマインドがみられるためです。大きな会社の方針転換や、新部門設立、新しい業務の追加などが発生した際に、最も早く会社や部門の目指す意図を上司から聞き出し、それを同僚たちに正しく伝え、現場の混乱を少なく、場の調和がとれるタイプです。この「迎合・適応型」は一見して天性のものと思われがちですが、そうではありません。彼ら「迎合・適応型」の中にあるのは、一貫して「会社・部門が目指す方針」と「現場の現状」のギャップを小さくしようとするマインドです。意図的に上司や現場の同僚にそれぞれ掛け合い、両者の思惑が重なる部分を「強調」し、重ならない部分を「隠す」ことができます。

私の尊敬する先輩がまさに「迎合・適応型」だったのですが、彼がよく口にだしていた格言をご紹介します。

 

目上に対しては謙虚に、同僚に対しては礼儀正しく、目下には優しくふるまう。
これはみんなが心地よく生きるための社会生活のルールである。

ベンジャミン・フランクリン アメリカ合衆国の政治家

 

至上の処世術は、妥協することなく、適応することである。

ゲオルク・ジンメル ドイツ出身の哲学者

 

あなたのタイプはどちらでしょうか?どちらにも属していないのであれば、「迎合・適応型」をひとまずおすすめします。こちらの方がリスクなく出世を望めるので。