「出世する人」が知ってるドラッガー リーダーの条件

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「出世する人」が知ってるドラッガー リーダーの条件

ピーター・ドラッガーは誰もが知る「現代経営学」と「マネジメント(理論)」の大家です。数多くの本が発行され、無数の抄訳や関連する書籍が世の中に出回っています。彼の唱えている理論の100% が正しいとは思いませんが、ビジネスマンとして彼の名と彼の教えを知ることは、必ずあなたのキャリアに役立つことでしょう。出世する人は必ずドラッガーに代表される、マネジメントに関する理論を知っています。むしろこれらを知らずして、出世することは叶わないでしょう。

私がドラッガーのマネジメントについて勉強した際に、これは「出世する人」は必ず知っているな。と得心した教えを紹介していきます。

 

 ドラッガー 「出世する人」が知っているリーダーの条件

ピーター・ドラッカー Wikipedia より

 

経営陣の仕事は「論理的に考えてものごとをきめること(意思決定)」である。「ビジョンを示し、方向付けを行うこと」である

出世する人のゴールは経営陣に行き着くことが多いです。経営陣に求められることをよく理解する必要があります。今の経営陣にこのマインドがなければ、あなたが実践してしまいましょう。

 

努力すれば報われるしくみをつくって、大勢の人間をやる気にさせることが会社を大きくし、長く続く強い体質を築く

非常に難しいですが、至極まともな理論ですね。仕組み作りはビジネスにとっても、マネジメントにとっても重要。もちろん出世する人は必ず腹で考えておくべき内容です。

 

リーダーにとって最大の仕事は企業内で働くすべての人間に役割を与えて、やる気を引き出して生産的に仕向けること

これは案外理解し易いのではないでしょうか。働く個人にノルマではなく、会社の「目的」に対する「役割」が与えられていると考えるほうがメンバーからのやる気を引き出せるかも知れません。出世できる人はメンバーの時から上司の言動をみて、何が効果的か何が効果的でなかったか良く観察していますよ。

 

リーダーは夢を語ることが大切。人間は夢と希望(ビジョン)がなければやる気を起こさない

夢を語ることは人間にとって大事ですよね。仕事だから・・・と割り切るのではなく、やはり会社の進んでいる方向に対しての自分の思いを明確にメンバーに指し示して、「それを実現するために、俺は進みたいから、みんな協力して欲しい!」こんなノリも、昭和な匂いがしますが、実は非常に有効なんです。だって、人間の感情や心は、何百年たっても変わらないでしょう?出世する人は無理やりにでも、ビジネスとは別に夢を描けるようにしています。

 

組織は何のために存在するか、存在するために何をするのか、何をしてはいけないのか。分かりやすく共感を覚える言葉で伝えることができれば士気が上がる。

分かりやすく共感を覚える言葉。これがミソですね。小難しいビジネス用語を羅列しては、わかるものもわからなくなります。誰もが知っているような昔話や例え話に置き換えて話すといいかもしれませんね。出世する人の工夫やセンスが問われる教えです。

 

出世する人は上述のような宝の教えをドラッガーから得ています。なんとなく頭の中でわかっている内容でも言葉にすることは難しい。それをまとめちゃっている人がドラッガーです。お勧めビジネス本のページでも紹介しているので、興味があったら是非見て下さいね。