出世する人は知っている社会の「法則」4

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出世する人は知っている社会の「法則」

多くの知見や統計が法則という形で世に知られています。前回の記事でも触れましたが、出世する人はこれらの法則を知らない手はありません。なぜなら、あなたがビジネスマンとして社会やお客さん、人々と接せられる機会は有限だからです。これまでに紹介してきた、出世する人が知るべき法則は、実績のある法則ばかりです。これらを有効に活用して、あなたのビジネスチャンスに活かしていきましょう。

 

 パレートの法則

別名20対80の法則。上位20%が全体の80%を占める。ということです。

出世する人であれば、これはなんとなく解り始めているかもしれませんが、トップ営業マンの20%が全体の売り上げの80%を稼ぎ出しているということです。これは、働きアリなんかでも同じことが言えるようです。残り80%はさぼっている、、というか成果を出せていないのですね。また問題解決に対しても有効な法則です。問題の原因となる上位20%を解決すれば、問題の80%は解決する。という形です。

 

 1の法則

これもパレートの法則と似たような法則です。クリエイティブ(創造的)なコトガラに対して、影響を及ぼす人間は1%に満たないという法則です。

その他残りの99%は眺めているだけや、それを享受している側に立っているということです。出世をする人であれば、その1%の側に是非とも立ち、クリエイティブな活動。とはいえないまでも、それをビジネスに展開したり、有効に活用する側にはせめて立ちたいですよね。少なくともそれを指をくわえてみているだけ、享受しているだけの人間にはなりたくないものです。

 

 3の法則

これは本サイトでも繰り返し説明している「マジック3」の概念です。詳細はここを参照

3を使うことで、より論理的に。より聞き手にとって納得いく形でモノゴトを説明することが出来るようになります。また、出世する人であれば活用しているピラミッド構造もこの3の法則をベースに発案されています。これも、こちらのページで詳しく解説しています。

 

 カルマの法則

これは少々宗教じみた法則です。日本語で言うところの「因果応報」この言葉とおりの法則です。

相手に何かネガティブなことをしたら、回りまわって自分に相応の悪いことがおこる。また、その逆に善の行動を実行したら、その恩恵に授かれるという内容です。出世する人はいかなる状況であれ、道徳に外れたことをしてはなりません。人間として正しく、正直に生きましょう。科学的にもちろん解明されなさそうなこの法則ですが、人としての規範を現代社会の道徳にあわせることは、善だと信じています。

 

 限界効用逓減の法則

幸福感が段々と低下するという法則です。例えば、ビールを飲む際に、2杯目のビールの味が1杯目のビールの味に勝てないことを示しています。他の例では、見たこともない奇抜なデザインの商品を見たときの驚きは、二番煎じのコピーからは決して得られず、時間がたつことで、sの奇抜さも当たり前となり、なんの新鮮さもありがたみもなくなってしまうということです。

出世する人にとってはなんとも、やりがいがありそうでもあり、難しい話でもあります。奇抜さや新鮮さ、一番初めに創造し、しかもそれが売れるとなると、難易度は飛躍的に高くなります。しかし、この一撃は非常に大きいです。また、2番煎じを狙い続けるのも手かと思いますが、参入が遅れると、投資を回収できぬまま、ブームが去る可能性も否めません。


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