出世する人は会社が手離せない人間と同義

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出世する人は会社が手離せない人間と同義である

会社の中で、頭角を表し出世するためには、業務で実績を積むことも重要ですが、会社が手放したく無い人材になることも重要です。出世する人は会社の中で重要な人材の順番に出世していくものです。これは、あなたが社長や経営陣の立場になっても納得行くことではないでしょうか。彼、彼女がいなくては、業務が回らない。この仕事だけは、彼、彼女に任せたい。そんな気持ちに思わせることが出世する人に共通する要素です。

実際に会社に業務以外で必要な事項を見ていきましょう。

 

 ISO International Organization for Standardization (国際標準化機構)

昨今の企業では標準的に取得されている国際規格のことです。ISOにはISO9001(品質マネジメント)や、ISO27001(情報セキュリティマネジメント)、Pマーク(プライバシーマーク)など、様々な種類があります。B to Bなどの企業間取引において、これらの資格が無いとそもそも取引に応じてくれない企業もありますので、資格取得の重要性は高まるばかりです。

もしも、あなたの会社でこれらのISOに関する資格を取得している、これから取得を考えているのであれば、積極的にこれらのオーナーやメンバーに参画していきましょう。ISOの資格にはその難易度は資格によりますが、内部監査や外部監査を定期的に実施しなければならず、少々面倒なプロセスです。ですが出世する人はこのように、部門をまたがったり、会社に有益で誰もあまり乗り気で参画しないプロジェクトに対して、顔を出しているものです。

 

 防災管理者

日本国の消防法に基づいて、建物やオフィスから防災管理者が選定されます。これは会社には必ず必要な役割です。こちらも、消防庁による防火防災管理講習を受け資格をとらねばなりません。また、防災管理者となったら、定期的に消防庁に対して避難訓練の実施計画や、防災計画を提出しなければならないです。出世する人は、実業務以外でも会社の根幹にかかわるような、ファシリティ面でも貢献する必要があります。

 

 その他業界に必要な認定資格

企業がその業界でビジネスを展開するために必要になる資格が必ず存在します。これらは、会社に長く居る先輩や、部課長が任命されていることが多いですが、彼らのアシスタントをすることで、彼らの後継者となることを狙いましょう。出世する人は誰の後釜に座るか、現在誰が出世しているのか、見極めて出世した人の後継者になれるように活動すべきです。

 

上述のような、はっきりいって面倒くさい、手間がかかる、しかし、会社にとって無くては立ち行かない資格に関しては積極的にプロジェクトメンバーや委員会に参画していきましょう。もしも仮にあなたが独立したり、転職する際にもこれらに関わったことがある実績は重宝されますし、現職でもこれらの資格に関与する人がいなければ、事業が立ち行かないわけなので、手放したく無い人間になるはずです。会社が手放したくないと思われることこそが、出世する人に他なりません。