量販店で購入するワイシャツも最近は質が良いものを多く取り揃えるようになりました。が、やっぱり3000円位のワイシャツと1万円以上する高級ワイシャツとでは、着心地は勿論のこと、着用した際のルックスにも大きな違いがでてきます。高級ワイシャツはその仕立てと扱っている生地が高級であるため、まず生地の色味が全く違います。そして仕立ても立体的な裁断手法を使った熟練工によるものが多いため、一般的な価格のワイシャツよりも丈夫で長持ちします。
また、この手の高級ワイシャツは何もローテーションできるくらいの枚数をそろえる必要はなく、最低限1枚あれば、「ここぞ！」という商談や気合いを入れて臨みたいイベントにとても有効です。所謂、勝負服という位置づけでしょう。
私も2万円台のワイシャツを白地を一枚、色物を一枚の計2枚所有しています。勿論、普段使いはしません（笑。
男には気合いを入れて臨まねばならないタイミングは必ず半年に1回位はあるものです。そういう時のためにも準備・購入しておくのが良いかと思います。
高級ワイシャツと言っても、ピンきりなので、私が尊敬する先輩から教わった国産の高級ワイシャツのメーカーを紹介したいと思います。
1978年創業のスキャッティーオークは、アイビーファッションの伝道役として、シャツ専用メーカーとして創業しました。2種類あるラベルの中でも、最高級のコンブリオ。質の高さにこだわり、量産不可能な複雑な工程を必要とするため、東京の熟練した少数の職人で作られています。このシャツこそ、日本の職人が生むクラシックスタイルと言っても過言ではありません。
また、どの高級ワイシャツにもいえることですが、生地のよしあしは「糸の番手(細さ)」で決まります。一般的な価格帯のワイシャツは50番から80番までで、100番を超えると、かなり高級となり、140番以上は最上級となる。ただし、80番から120番が最も適していると考えられます。上述の高級ワイシャツは100番手です。
他のスキャッティー製の高級ワイシャツは「ここ」でチェックできます。