良い父親になるための3つのポイント

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良い父親になるための3つのポイント

もしもあなたに子供がいるのであれば、あなたは子供にとって良い父親と胸を張って言えるでしょうか?
おそらく「自分は良い父親だ!」言い切れる方はそんなに多くないのではと思います。良い父親とはなんでしょうか?多くの場合、あなた自身の父親と比較されると思います。自分が父親からされて嬉しかったことや、されて嫌だったこと、もっとこうして欲しかった。等色々な思いがあると思います。

子供の時にはされて嫌だった、過剰な叱責なども場合によっては、大人になってからの自身の振る舞いに好い影響を与えていたり、厳しく習い事などを継続させられたお蔭で、今の仕事を見つけられた。というような事例もあるかと思います。

このため、一概には何を持って良い父親となるべく、子供に接すれば良いか回答は出ないことが多いのです。ただし幼少からの子供への教育にとって重要であることがわかっている事があります。

それは「愛情」と「コミュニケーション」です。

いかなる場合においても、愛情を注がれない子供や、親とのコミュニケーションが乏しい子供は成長するに従い大きな損失を抱えがちです。なぜなら人間において愛情とコミュニケーションは社会を生き残るために必要不可欠な要素だからです。また、人間は支え合わなければ生活できない生き物なので、本能的に愛情とコミュニケーションを求めるのです。

良い父親になるためのポイントは以下の3つとなります。これは全て愛情とコミュニケーションを子供に効果的に与えることを目的としたポイントです。目的が正しくても、手段が間違っている場合、その過程で大きな誤解を生じさせたり、正しく伝わらないことが多いです。特に精神的に未熟な子供であればなおのこと。あなたの良い父親像に近づく参考になれば幸いです。
 

 子供との距離を明確にする

子供に愛情を注ぐためには、適切なコミュニケーションが必要です。そしてコミュニケーションは相互の立場をお互いが良く理解していないと、正しく機能しません。あなたは子供の「父親」であり、子供を「リード」する立場です。そして子供はあなたを「ボス」として認識して、フォローさせなければなりません。

これは非常に難しい作業です。なぜなら親にとって子供と「友達」の関係になってしまうことが一番簡単だからです。でもそれではダメ。あなたは子供にとってのリーダーであり、ボスであり、父親なのですから。
 

 子供の求めていることを知る

上述で良い父親になるために、子供と適切な距離を形成することを説明しました。そして、あなたは子供にとって良きボスにならなければなりません。ボスは何かが起こったときや、道を進むときに適切な判断をし、子供を導いてやる必要があります。ただし、叱責を繰り返して、恐怖で服従させたり、適切な上下の信頼関係を築けていない場合、子供はあなたのリードに心から従わないでしょう。

ではどのように信頼関係を結ぶのか。それは子供に聞くことが一番の近道で正しいやりかたです。

子供に向かって

「お父さんは○○の事が大好きなんだけど、○○はお父さんの事が好き?どうすればもっと好きになるかな?」

と聞けば良いのです。

見当はずれの回答が返ってきたり、ただの我儘が返ってくることもあるでしょう。ただ、これを適切な頻度で繰り返して聞けば、子供が求めている傾向がわかるはずです。何度も「○○買って!」というのであれば、物を与えてもらえないことがストレスになっているかもしれませんし、飽きっぽいのであれば、遊び方がわからずにすぐに次のモノを欲しがっているだけもしれません。

また、「○○連れて行って!」が多いのであれば、あなたともっと一緒の時間を過ごしたい、もしくは、もっとスキンシップを取りたがっているのかもしれません。

いづれにしても、子供の精神は未熟です。親がささいな事と思うことでも、大きなストレスになっている可能性があり、それは子供とコミュニケーションを定期的にとらないとわからないことなのです。コミュニケーションは子供に正しい愛情を注ぐことの第一歩です。ここをおろそかにしては良い父親になれるはずもなく、何も始まりません。
 

 情報に頼ることを躊躇わない

上述の良い父親になるための重要な要素である「コミュニケーション」と「愛情」。これは不変のものです。しかしながら、それらは容易には上手に対応できません。なぜなら父親であるあなたは、その経験と実績が過去に無いからです。自分の父親という教師、または反面教師がいた場合でも、その当時のご自身の父親の胸の内を今のあなたは計りようがありません。そして立場がボスであるあなたは、今のあなたしかいないのです。

そして判断やアドバイス、子供を導いてやらなければならない状況は唐突に訪れます。その場合に適切な判断ができなかったり、アドバイスに自信が持てなかったら…。あなたは大きな後悔を残すことになるでしょう。

そういった後悔や、失敗事例・成功事例が世の中には書籍情報として存在しています。何が子供にとって正しいか、プラスに働くかはボスであるあなたが決めること。ただ、情報を知っている人間は、知らない人間よりも必ず強く、正しく、自信を持った判断ができます。

転ばぬ先の杖、もしくは現在進行形の子供とあなた間の信頼関係の向上に向けて、以下のような情報は持ち合わせておくべきです。結構、なるほど良いこと書いてありますよ。

 

父親の子育て本