「出世する男」の美学と心意気

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「出世する男」の美学と心意気

いかにあなたが出世する男であっても、仕事がバリバリできる男であっても、心が折れそうになることはありますよね。大抵そういうときは一人酒でも食らい、泥酔して泥のように眠ってしまえば、翌日には忘れられるでしょう。

・・・そんなことは無いですね。お酒などの力を借りて辛さを忘れても、それは一時の慰めです。出世できる男であれば、心のよりどころを常にひとつやふたつは緊急避難用に持っていたいものです。

私の場合は「格言」がそれです。出世する男が打ちのめされて、精神的にきつくなったとき思い出したい厳選した格言をご紹介します。

 

“Done is better than perfect.”
完璧を目指すより、まず終わらせろ

マーク・ザッカーバーグ (Facebook創立者)

さすがFacebook創始者、若いのに素晴らしい事をいいますよね。これは完璧主義に陥りがちな日本人には目からウロコの格言と思います。ただし、付け加えるならば、「やっつけ仕事をするなら、引き受けるな!」ですよね。

 

わが軍の右翼は押されている。中央は崩れかけている。撤退は不可能だ。状況は最高、これより反撃する

フェルディナン・フォッシュ (フランスの陸軍軍人)

最悪の状況を「最高」と嘯く(うそぶく)格言です。玉砕前に思い出したい格言です、テンション上げて突っ込めばなんとかなるかもしれません。

 

戦いは相手次第。生き様は自分次第

小野田寛郎 (終戦29年後にフィリピンから帰還した軍人さん)

深いですよね。相手次第で戦い方は柔軟に変えるべきだが、生き様はぶれずに一本しっかりと持て!と解釈しています。また、戦いに勝った負けたはつまるところ、相手との能力差だったり、財務的な差だったりするわけだから、負けてもそれを自分の糧にすることが重要ともとれます。

 

男は生涯において、一事を成せばいい

秋山好古 (日本騎兵の父)

難しいことをさらりと言ってくれてます。仕事においてのプロフェッショナルな何かを極めなさい。極められないのであれば男でない!そう発破をかけて頂いているようです。

 

 

山本五十六 (日本の海軍軍人 元帥海軍大将)

以下はもう十分すぎる程、有名な山本五十六元帥のお言葉です。本当に偉大な方です。

私自身も「格言」はこの一番上のお言葉から入りました。

 

やってみせ、言って聞かせて、
させてみせ、
ほめてやらねば、人は動かじ。

話し合い、耳を傾け、承認し、
任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、
信頼せねば、人は実らず。

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苦しいこともあるだろう。
言いたいこともあるだろう。

不満なこともあるだろう。
腹の立つこともあるだろう。
泣きたいこともあるだろう。

これらをじっとこらえてゆくのが、
男の修行である。

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実年者は、今どきの若い者
などということを絶対に言うな。

なぜなら、われわれ実年者が若かった時に
同じことを言われたはずだ。

今どきの若者は全くしょうがない、
年長者に対して礼儀を知らぬ、
道で会っても挨拶もしない、
いったい日本はどうなるのだ、
などと言われたものだ。

その若者が、こうして年を取ったまでだ。
だから、実年者は
若者が何をしたか、などと言うな。

何ができるか、
とその可能性を発見してやってくれ。

出世する男であれば、座右の銘は持っておくべきもの。格言はあなたが泣きそうになったときにあなたの心をまた戦えるように奮い立たせてくれます。時間を見て、他にも色々調べてみてくださいね。