出世する人は知っている社会の「法則」2

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出世する人は知っている社会の「法則」2

前回のパート1でも説明した、出世する人が密かにしっている社会の法則パーツ2です。出世する人はこういった社会の原理原則を基礎知識として認識し、その時々の状況や場面で応用しています。また、飲み会の席やお客様との会話の中で、サラリと話をすると、引き出しが多い人間として、相手のあなたに対する興味や信頼度があがります。

 

 リボーの法則

主に医療分野で使われる法則。痴呆症が進行すると、記憶の忘却は新しい記憶から古い記憶の順番で失われる。また複雑な記憶から単純な記憶も同じ。

出世する人はどのような分野にも精通しておかなければなりません!まぁ、限界はありますけど。これは所謂ボケが進むと昔の古い記憶が残り、最近の記憶が薄れる傾向にあるということを言っています。私には祖母で実体験があります。私のことはおろか、娘(私の母)のことは最後はあいまいで、自分の幼少の頃の記憶を現在にとらまえて、会話をしていました。そこででてくる記憶も、動物園に行ってどうだったとか、そういう鮮烈で単純な思い出が多かった気がします。

 

 プレヴォの法則

こちらも同じく医療分野の法則です。脳に疾患がある場合には、頭が患部がある方向に傾く。

身体の仕組みは非常に興味深く、このような例がたくさんあります。例えば右奥歯が虫歯になると、左肩でそれをかばい、それを右腰でバランスをとり、最終的に帳尻を合わせる形で、右足が痛くなるといった具合です。よく出来ているといえばそれまでですが、出世できる人は日ごろから定期健診を受けたり、運動をきっちり行い、身体が資本のビジネス競争に打ち勝っていきましょう。

 

 ハインリッヒの法則

ハインリッヒの法則は、注意喚起を目的としています。1件の重大な問題の裏には、29件の中・軽微な問題が発生しており、300件の事故未遂(ヒヤリ・ハット)が発生している。

これは非常に納得いくものではないでしょうか。重大な事故や問題が発生する前には、必ずその前兆があるものです。それは未然に対策するか、放置してしまうか、でその後の重大事故発生に大きく影響するものです。出世する人や優秀なリーダーはこのあたりの嗅覚が優れていて、どのヒヤリ・ハットがどのような重大事故に結びつくか、どのくらいの規模で対策すべきか、をすぐに割り出し計画として打ち出すことが出来ます。

 

 ジラートの法則

人間の影響力に関する法則です。どんな人でも平均するとだいたい人との繋がりは250人はある。という法則です。

転じてあなたがとった行動や発言が、もしも一人を嫌な気持ちにさせたりしたのであれば、そのほか249人にも同じ影響を与える可能性がある。と警告しています。出世する人であれば、万人に受け入れようなんて甘い考えは持ってはいけません。しかしながら、不用意な発言や、軽率な行動は慎むべきです。リーダーになる人間であれば、その影響力は250人程度では到底ないのですから。

 

 10,000時間の法則

偉大な成功者、超一流のアスリートや音楽家、企業家などの下積み期間の平均値です。モノゴトを超一流になるまで突き詰めるには、10000時間そのことに打ち込む必要がある。という法則。10000時間は毎日3時間費やして、9.1年間必要となります。

これは、かの有名なビルゲイツのプログラミングに没頭した期間や、モーツアルトが傑作を世に送り出すまでの期間、はたまたビートルズがブレイクするまでの期間とほぼ一致するようです。大天才の冠をもっている彼らでも、10000時間もの練習量が必要であったということですね。。出世する人は皆これを見てどうお考えになるでしょうか。私はまだまだ勉強不足。精進いたします!!

 


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